Youtubeで『ハーブ小枝塩』を知りました。
タイムの茎や葉に細かな塩の結晶がついていて、
焼いたお肉に添えてて、タイムを指でもみほぐしながら、
パラパラかけて、食べるというなんともオシャレなお料理!
買えば簡単、作れば安くて面白い!精神が発動して、
庭で伸び盛りのタイムと、大量にあった塩を使って
作ってみました!!
が、ハーブ小枝塩は失敗!!!!!!
でも、綺麗な結晶ができたので、公開。
ハーブ小枝塩を作りたい方や、
偶然この綺麗な結晶を求めている方の参考になれば幸いです。
材料
・塩
・水(お湯)
・お好みハーブやお花(葉や花が小さく、ギザギザや毛があった方がよさげ)
・タッパーや小さな水槽、ペットボトルなど、作りたいハーブが入る大きさ
作り方
1.鍋などにぬるま湯を入れ、塩を溶かす。よく混ぜて鍋底に塩が少し残るくらいがベスト!
※100mlの水に約30gの塩が溶けます。
※お湯の温度をあげても溶ける量はあまり変わりません。
2.できた塩水の中にハーブを浸す。
3.段ボールに入れたり、日陰にゆっくり放置
4.3週間待つと完成!(←ココが失敗ポイント)
失敗ポイントは
放置時間が長すぎました!
まずは、コレが大きなポイント!!!
調べてみると、1日ほどでキラキラ細かな結晶ができるようです。
挑戦される方は、ぜひ観察頻度を高めでやってみてください。
3週間放置した結果、
結晶がぐんぐん成長して、5㎜角くらいの塩の結晶になってしまいました。
塩水を入れた霧吹きをかけて作る方法もあるみたいですが、
霧吹きに塩が詰まってしまいそうなので、それはせず。
こんな風になりました!
3週間たって、塩水から、ペーパータオルの上に取り出して
乾燥させると、綺麗なクリスタルになりました。
塩の結晶にしては巨大すぎて、
お肉に振りかけても、噛むと歯が折れそうなレベルで固かった。
だけど、なめてみると、すぐに溶けない分、
しょっぱさがまろやかなことを発見!(使途不明物)
結晶を観察するもよし、
ビーズのように見た目を楽しむもよし。
なんで塩ができるの?
成功しても失敗しても結晶ができてるのですが、
それって、なぜでしょう?
小学校の理科の授業で、
「飽和食塩水」や「溶解度」って習いませんでしたか?
塩水に星の形にしたモールを浸けた実験をしませんでしたか??
「溶解度」は、あるモノが、100gあたりの水に溶ける量のことで、
限界まで溶けている状態を「飽和」と言います。
「飽和食塩水」は、塩が限界まで溶けてて、
少しでも温度が変わったり、水が蒸発したら、塩が出てきます。(=析出)
ふつうは、容器のふちや底に塩が出てくるのですが、
モールや葉っぱなどが入っていると、そこに塩がくっついて、
そこから塩の結晶が大きくなっていくという仕組み。
私が小さい頃はモールでしたが、今は何で実験しているんでしょうね?
見て楽しむモールもいいけど、
作って食べるハーブも良いなぁと思います。
料理とつなげることで、理科とか、科学が身近に感じられて
楽しくなるんじゃないかなぁと
花より団子族の私は思います。
失敗のままでは悔しいので、
近々リベンジします!
それでは、また!
ありがとうございました!
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