“肉吸い”とは、“お肉の吸い物”ではない。

お品

『肉吸い』をご存知ですか?

大阪の一部で食べられる『肉うどんの、うどん抜き』のお料理。

食べてみたくて作ってみた。

  

『吸い』は、『お肉のお吸い物』という意味ではなく

麺“抜き”を意味するものだったのです。

(今日知った)

 

「肉吸い」=「肉抜き」=肉うどんのうどん抜き

というややこしい変換が興味深い。

 

普通、お肉が抜いてあると読むでしょーに。

難波千日前のお店『千とせ』が発祥。

 

1980年後半に吉本新喜劇の俳優さんが、

二日酔いだったときに、

うどん屋さんに行って「肉うどんをうどん抜き」で注文したところから

はじまりました。

 

 

 

なんて気の利いたメニューなんでしょう!

 

二日酔いのときって、どうもお出汁が恋しくなる。

が、うどんは重い。

 

お豆腐、ねぎ、半熟たまごが入ってて

ほどよく腹持ちも良い。

 

最高すぎるお料理なのに、

大阪以外ではほぼ見ないし、

大阪でもあんまり見ない。

 

セブンイレブンにあるとは衝撃だし!

 

もっと広まってもよい。

丸亀製麺さん、新メニューでどうですか?

 

 

 

 

さてさて 

 

 

岡山県勝山町にある人気のお蕎麦屋「一心庵」さんにて

「そばがきの黄金シャモ吸い」という魅力的すぎるメニューを発見!

 

そばが入ってなくて、そばがきが入っています。

 

シャモの弾力ある皮と噛みしめるほど出てくる甘い脂が幸せすぎ。

炙ったねぎの香りととろりとした食感も素晴らしい!!!

  

しかし、「吸い」の使いはむずしいもんですね。

麺状のものが入っていないときに「吸い」を使うけど、

それに代わるものが入っているのはOKという・・・。

 

パスタだと?ラーメンだと?素麺だと?

どうなるのでしょうか??

 

 

知らないことを知るのは

楽しくて美味しいですね!

 

 

では、また。

ありがとうございました。

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