オレンジや文旦でピール作り

暮らし

2,3月にかけて、

国産オレンジやレモン、文旦、甘夏などなど

いろんな柑橘類がで始めるので、

皮も美味しく食べられるピール(糖漬け)のレシピ!

はちみつ入り♪

どんな柑橘が向いてる?

しっかりとした皮の柑橘がおススメです!

オレンジ、レモン、文旦、ざぼん、八朔、甘夏など。

文旦やざぼんは、実より皮のインパクトが大きいですよね!

 

   

手で皮をむいて、すぐに皮が破れる柑橘は、

何度も火を通すので煮崩れてしまいます。

 

例えば、温州みかん、せとか、甘平、ぽんかんなど。

薄くて、もろい皮は、

刻んでお味噌汁に入れたり、

乾かせば陳皮(漢方です)として使うのもいいですね。

レシピ

時間をかける価値あり!

【材料】

 ・柑橘の皮(できるだけ大きい状態で用意)

 ・グラニュー糖

  ※三温糖、きび糖、ざらめなどでもOK。コクがでます。

 ・はちみつ(多すぎるとベタつく) ※なくてもOK

 ・水:グラニュー糖の3倍

 ・お好み①ホールスパイス:シナモン、クローブ、カルダモン

 ・お好み②洋酒:コアントロー、グランマニエ、ラム酒などのお酒

 

【作り方】

①皮をたっぷりの湯で、3度くらい茹でこぼす

 ※レモンは苦味が強いので、茹でた後、水にさらしてもOK

 

②皮の白くぶよぶよ部分を、包丁でそぎ落とす

③皮を好みの大きさに切る

④皮を鍋に入れ、皮が隠れるくらいの水を入れ、

その水の1/3くらいのグラニュー糖を入れて、弱火で煮る

 ※アルミホイルで落し蓋もするとなおよし

アクも取れたらベスト!

 

⑤沸騰して、5分ほどしたら火を止め、一晩おく

⑥再度、火にかけ、15-20分煮詰めたら、火を止め、一晩おく

 ※煮汁が減ったら、水:グラニュー糖=1:1のシロップを追加

 

⑦再度、火にかけ、はちみつ、スパイス、お酒を加え、

 皮が透き通るまで煮詰める。焦げ注意!で、火を止めて冷ます

 ※焦げそうなら、水:グラニュー糖=1:3のシロップを少し追加

お好きなスパイスで。

 

⑧皮を網の上に上げて数日乾かす

 もしくは、100度以下オーブンで30-60分乾かす。

透明でキラキラ
文旦やレモンはこんな色

⑨べたつきが気になるときに、乾かしたあとに、グラニュー糖をまぶす。完成!

ポイント

■冷ましている間に、シロップが皮に染み込むので、

じっくり待つべし

 

■少しずつ、シロップの甘さをあげていくことで、

やわらか食感になる

 

■最後のシロップは、完全になくなる前に煮詰めるのを止める。

手作りのすすめ

時間がかかります。

 

が、茹でたり、煮たりしている間、

部屋いっぱいに柑橘の香りが広がります。

 

良い香りに包まれて、

だんだん透き通って宝石のように変わっていく

ピールの様子も見るのも癒されますよ。

 

 

できたピールは、チョコでコーティングして“オランジェット”にしてもよし、

刻んでケーキに入れてもよし。

 

乾かした後は、冷蔵庫に入れておけば、数ヵ月はもつので、

柑橘の美味しい季節にぜひ。

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